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(R-18)
「すごいよ…きみの蜜でトロトロだ」 俺が何度達したかわからない間にも、この人は身につけた衣服をそのままに、ちっとも乱れ着崩した様子なんて窺えない。 「も…俺ばっか…ずる…い…ひぁっ!」 はふはふと、相変わらず乱れたままの呼吸を整える事もできなくて。 それでも悔しい胸の内を吐き出す俺に、何が楽しいのかクスクスと笑みを浮かべるこの人の手が、たった今達したばかりの俺の熱棒をやんわりと包み込んできた。 「や…無理…っあ、あ…っんんん!」 信じられないけど、たった今その熱を放ったばかりのそこは、浅葉さんの手の動きに翻弄されるように、またもや高々と天を仰ぎ出した。 そんな自分の痴態をまざまざと見せ付けられ、気付いたときには生理的な涙がボロボロと零れ落ちていた。 自然に流れ出したその涙は、すぐに感情的なものへと姿を変え。 みっともないと思いながら止まらない涙が、情けないほどにぐちゃぐちゃに濡れ乱れる俺の下半身と同じように、ぐちゃぐちゃに頬を濡らす。 「陽生くん!?ごめんね、嫌だったかい?」 ふぇ…うぇ…と、みっともない嗚咽を漏らす俺を、慌てたように覗き込んできたこの人が、蕩けちゃいそうなくらいに優しいキスをくれて。 それだけで絆されちゃいそうになるなんて、俺ってとんでもないバカなんじゃないの!? 「さっきから…やだって…何回も言って……」 ひっくひっくとしゃくりをあげる俺の頭を、そのゴツゴツとした大きな手が何度も何度も撫でてくれて。 次第に落ち着きを取り戻し始めた俺は、その時になってようやくみっともなく涙を流す自分自身が、とんでもなく恥ずかしく子供っぽく思えた。 「焦らされるのは好きじゃないって言っただろ!ヤルならさっさとヤッてくれって言ってんの!」 飲み込まれ溺れそうなほどの羞恥の波に、もがき抵抗するように発した強がり意外のなんでもないこんな台詞。 「本当にいいんだね?」 困ったような笑みを浮かべながら、それでも穏やかな口調でそう問いかけてきたこの人が、本当はすごく迷っていたんだって。 それは、本当は俺を抱きたくなんてないんだという迷いなんかじゃなくて、俺を傷付けてしまうんじゃないかって、そんな迷いだという事は、その優しすぎる眼差しから嫌ってくらいに伝わってきた。 「いいから…っ!これ以上焦らされたら、本当におかしくなる……」 何やら胸に広がりを見せる甘い痺れに、うずうずと疼き出す身体の奥の熱を、どうやって処理していいのかなんて俺にはわからない。 この熱を沈めてくれるのは、目の前にいるこの人しかいないんだって、それだけはわかってた。 「わかった。きみに辛い思いはさせないから」 何かを決意したように、1度俺から離れ身を起こしたこの人が、身に纏う衣服を全て脱ぎ捨て。 露わになったその逞しい肉体が、視界から俺の全てを確実に犯していく。 不意に触れてきたその手の熱さに、攫うように抱きすくめられたその腕の力強さに、くらくらと眩暈にも似た感覚が俺の中を走り抜けた。 堪らない───…。 抱き締められるという、ただそれだけの行為が、俺の中に信じられないほどの欲望の渦を巻き起こし、確実にこの人へと傾いていく激情の存在を確かに感じていた。 「浅葉さ……」 「京悟だ。呼んでみて、陽生」 その名を呼ぼうと開いた唇を、そっと人差し指で塞がれて。そして耳元で囁かれた、低く甘い言葉の愛撫。 「京悟さん……」 その名を唇に乗せる。たったそれだけの事がひどく恥ずかしく、また俺を煽る。 視線を伏せてしまった俺に、これまた蕩けそうなくらいに妖艶な笑みを浮かべたこの人が、止まっていた愛撫を再開し。 完全に囚われてしまった俺の身体が、素直すぎるほどの反応を示しビクビクと跳ね上がった。 「ふぁ…あ、あ、ああ…っん…」 不規則に繰り返される吐息のリズム。 この人の与えてくれる快感の波と、自分の口から漏れ出す嬌声。その全てが俺の全てをドロドロに溶かし出す。 その愛撫に溺れそうになったその瞬間、これまで誰一人としてそんな風にして触れてきた事がない俺の再奥に息づく蕾へと、ねっとりとした質感を伴った何かが絡み付いてきた。 「や…っ!あ、あ…何…なに…っ!?」 驚きに目を見開き、信じられない思いで自分の下肢へと視線を移した俺は、そこに広がる異様な光景に、ますます目を見開いた。 あろう事か、迷うことなく俺の下肢へと顔を埋めるこの人が、その手でゆるゆると俺の中心でそそり立つ欲望を扱きながら、あり得ない箇所への愛撫を繰り返していた。 そう……あのねっとりとした温かな感触は、俺の蕾へと這わされたこの人の舌だったんだ。 それに気づいた俺は、慌てて身を捩り、与えられるなんとも形容し難いその感覚から抜け出そうともがく。 「陽生…少しだけ我慢して」 必死に逃げを打つ俺の腰を、この人の力強い手が押さえつけてきて。 「む…無理っ!そんなとこ…やぁ…っんん!汚…い…からぁ…離して…離…してぇ…っ!」 またもやみっともなく涙を流し、なんとか逃げ出そうと、思うように力の入らない足でシーツを掻く。 「だったら、このままやめとこう」 顔をあげ、そっとそっと宥めるように俺の髪を梳いてきたこの人が、穏やかな笑みを湛えた瞳で羞恥に震える俺を捉える。 「やめる…って?」 <<to be continued…→next click>> 目次はTOPページ(←クリックでページジャンプ)にございますm(__)m COMMENT
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